静かに暮らしたい

 あたりまえのように夜に寝て、あたりまえのように朝起きて、必要以上に緊張したりせずに、おだやかな気持ちで暮らしたい。

 変に焦ることなく、あたりまえのように仕事して、それなりに充実した一日を送りたい。

 ほどほどに生きたい。

 

 少し前まではそれができていたはずなのに。なぜできなくなったのだろう。いつからできなくなったのだろう。

 ずっとできていなかったことなのに、できるようになったら、まるでそれがあたりまえのことかのように思ってしまった。

 あたりまえのことは、あたりまえなんかじゃない。

 

 昨日は意外と早く寝ることができた。

 何もする気がしないのに、眠れないというときがいちばんつらい。

 おれはそういうときに酒を飲んできた。酒を飲めば眠れる。

 

 今日も酒を飲まないつもり。

 すぐには眠れないけれど、いつかは眠れるだろう。

 朝までねむれなかったとしても、昼には眠れるだろう。

 

 酒を飲むと後片付けがめんどうで。太るし。体調悪くなるし。

 でも、部屋が汚れたり、太ったり、体調悪くなったりしたからといってそれがなんなのだろうか? と考えているいまのおれは間違いなく体調が悪いと思う。

 しかし、最悪ではない。