ヒッチハイクと3P

鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。 卵は世界だ。 生まれようと欲するものは、 一つの世界を破壊しなければならない。 (ヘルマン・ヘッセ

 

 昨夜は寝たのは12時は過ぎていたとは思うが何時かはわからない。

 目が覚めたのは7時ごろ。窓を開けて母を驚かす。二度寝する。起きたのは11時半。Jさんが教室の後ろで撮影会をしている夢。誰かはつまさき、おれはかかと。飯を食い、身だしなみをととのえて、車に乗る。

 youtubeの野郎が米津玄師のアイネクライネとかいう歌はいいぞと通知をしてきたので聴いてみたらいい曲だった。viviというのもよかった。

 

 とりあえず車に乗って久居のツタヤへ行く。おれの住む三重県津市は日本有数の大都会であり、最寄りのツタヤまで車で30分ちょっとで行けるのである。忘れらんねえよのCDを返す。米津玄師のCD借りる。

 そのあと久居のイオンに行く。古くて狭い。店内を一周する。特に何もなかった。

 近くのパチンコ店に入る。店内を一周する。うるさかった。

 近くの宮脇書店に入る。店内を一周する。週刊プロレスとターザン内臓脂肪皮下脂肪特集と月間ランニングみたいな本を読む。世の中にはウルトラマラソンというものがあって、100km走るマラソンがある。おれはいつかそれをしてみたい。だから今日も走ろうと思う。

 

私の気持ちは逃げるより背負ったほうが楽だったの。いいわけしたり懇願したり、謝ったりするのが面倒くさいのよ。
(人間の煩悩、佐藤 愛子)

 

 近くのマックハウス、ホームセンター、ケーズデンキに入る。店内を一周する。特になにもなかった。

 

 近くのゲームセンターに入る。

 マイマイという、リズムに合わせて洗濯機を殴るゲームをやる。千本桜Lv4(スコアAA)、時間切れで勝手に決まった知らん曲Lv2(A)、夏祭りLv6(AA)、夏祭りLv8(A)。とどのつまり音ゲーなのであるがわりと体を動かすゲームでありわりと楽しかった。もう一回遊べるドンしたかったが後ろに待っている人がいたのでやめる。初心者なのでマナーとかよくわからんが通っていたらそのうちわかるものなのだろう。千本桜でいらんことを思い出す。

 

 近くのゲオに行く。米津玄師があった。ゲオにあるんならツタヤで借りなくてもよかったな。ところでなんて読むんだろうこのひと。ヨネツゲンシでいいのだろうか。

 ゲオから宮脇書店の前に停めてある車まで走る。かなりのスピードで走る。短距離走とまでは言わないけれど、長距離走とはいえないスピードで。体の芯に熱がともる。エンジンがかかる。

 

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 世の中のみんながみんな、
自分の人生を生きなくては
ならないものなのだろうか。
幸せになる義務はないはずだ。
「自分の人生を作らなくては」と思うものの、
「どうしてみんながみんな
 自分の人生を生きなくちゃならないのか」
とも考える。自分の人生に
こだわらない人がいても良いのではないか。

(この世は二人組ではできあがらない, 山崎ナオコーラ)

 

 イオンの近くの広い道の歩道で、「亀山」と書かれた紙を持った怪しい男を見つけた。ヒッチハイカーと呼ばれる民族だと思われた。ヒッチハイカーを乗せたことはないので、乗せようかどうか迷っていたらあきらめたのか彼はどこかに消えていった。彼を乗せることで、おれは何か変わることができるかなと思ったのだが、無理だった。知らんやつを乗せるのは怖い。危ないやつだったらどうしよう、気まずい感じになったらどうしようなどと考える。

 それでいいのだ。怖かったり嫌だったり、そしてなおかつやらなくてもいいことをやれずともよいのだ。おれはずっとできないことがあることを恥じていた。しかし、恥に思わなくてもいいのだ。だれにでもできないことがある、やりたくないことがある。それをふまえたうえで、なにをするかをおれが決める。やりたくねえことはやっぱりやりたくねえよ。

 いともたやすくおこなわれるえげつない行為。しかし悪意なし。悪意がないのは、最悪である。

 価値観の違う人がいる。まちがいなくいる。あんたの価値観は嫌いだよと説明するのはめんどいし嫌だし、そもそも相手には通じないだろう。離れるべきだ。いろんな意味で距離をおこう。

 

  うつ病になったのはあなたの責任ではないし、
まわりの人に後ろめたさを感じる必要もない。

(うつ病が日本を滅ぼす!?, 香山リカ)

 

 なんか最近いろいろなことがあって、ずいぶんと凹んでいた気がする。心が筋肉と同じように、傷つけば傷つくほど強くなるとしたら、おれは少しは強くなれそうだ。でももう少し時間をちょーだい。リハビリしたいの。楽しいって思えることをしばらくやりたい。これはとても遠回りだが、最短距離でもあると思っている。

 

 バッティングセンターに行く。清田打法で絶好調。

 掲示板におれが所属していたスポーツ少年団のチラシ。おれのときと変わらないユニフォーム。つらくて甘い記憶。

 

 カラオケに行く。

 1時間、ジョイサウンド。忘れらんねえよのみを歌う。日曜日に初めて聴いて、水曜日に歌えるようになるとは思わなかった。中島みゆきの時よりも、戸川純のときよりも、平沢進のときよりも早い。こんなに好きになったのは、ブルーハーツ以来じゃないか?

 別れの歌、戦うときはひとりだ、忘れらんねえよ、犬にしてくれなど10数曲を歌う。

 

 なんだかとても充実した一日だった気がする。

 帰宅して、ブログを書き始めて今に至る。