ギアをいちばん軽くして

 さっきまで自転車に乗っていた。山を走っていた。

 急な坂道を見つけてのぼる。ギアをいちばん軽くする。平地ではとても使えない軽さのギア。のぼりきったとき、なかなか嬉しい。達成感。登山ってこんな感じなのだろうか。これも一応登山だろうか。

 坂道をのぼりきると、次はくだることになる。こがなくても加速して、Gがかかる。それだけが、存在証明。

 

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 家からそう遠くないところにある知らない道を走る。曲がった先は行き止まりだったりする。戻ればいい。坂道の上には墓があるだけだったりする。下りればいい。舗装されていないみちだったりする。自転車から降りて歩けばいい。

 難しく考えすぎないようにしたい。失敗してもいい。ひとつの失敗ですべてが否定されるわけではない。存在しないものを恐れるな。架空の敵を作るな。ひどい目に合う前に苦しむな。

 わざわざ自分で作らなくても、そのへんに転がっています。つまづいたりします。

 

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 今日もそれなりに動けるのである。

 寝たのは12時、起きたのは9時。

 起きて飯を食い着替えたりしたのち、スーパーまで歩く。水を入れる。往復40分。

 プロレスを3時間観る。久しぶりに観た。プロレス観られるぐらい元気だということかしら。おもろかった。今の時期がいちばんおもろいのよ毎年ね。油がのってるからね。魚か。あれなんすよ、一年で一番大きな大会の直前なんですよ。プロレスウィーク。

 いま窓を開けたら猫と目が合って話しかけられた。こんばんは。やるものはないぞ。

 

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 またスーパーまで歩く。スティックのコーヒーを買う。今日はいい天気だ。

 ゲームをする。水族館とギャングのたまり場で稼ぐ。

 自転車に乗る。坂道をのぼる。

 帰宅する。

 CDをパソコンに入れる。

 飯を食う。

 ブログを書く。

 今に至る。

 

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